日本の素材と技術を活かし、細部にまでこだわったものを生み出している東屋の鉄瓶です。約900年の歴史を持つ鋳物産地の岩手県水沢の老舗メーカー及富と共につくり上げた水沢姥口鉄瓶です。姥口(うばぐち)とは、茶の湯の釜の形状のひとつで、丸く盛り上がった独特のフォルムが特徴的です。急激な錆の発生を防ぐため、鋳造後の窯焼きで酸化被膜を施し、外側は更に焼付け漆を施してあります。
鉄瓶で沸かしたお湯は水の中のさまざまな物質、特にカルキ分が除去され、お湯がまろやかに美味しくなります。白湯だけでなくお茶やコーヒーもより美味しく淹れることができます。持ち手が倒れるのでコンパクトに収納することができるのも嬉しいポイントです。サイズは、
小と大の2種類です。大サイズはIH使用可能です。
◯使用上の注意
初めて使用するときは、鉄瓶の中をゆすぎお湯を沸かしてください。お湯を沸かすときには本体の七分目以上水を入れないでください。使い始めは2、3回繰り返しお湯を沸かし、お湯が澄んでから飲用してください。水気が残ったままの状態は錆の原因となるため、沸かしたお湯はその都度出し切ってください、お湯を出したらすぐに蓋を外し、余熱で乾かします。水気の残る場合は、弱火にかけて水分を飛ばします。蒸発し始めたらすぐに火を止めます。もし錆が生じても、緑茶の茶葉(使用済みのものでも可)を入れた水を火にかけてしばらく煮沸しよく乾かすと、もとの黒色がよみがえります。さらに、使うたびに生じる湯垢が、皮膜となって内部を守ります。湯垢は錆を防ぐ大事な成分なので、鉄瓶の内側は、普段のお手入れでは決してこすったり、中性洗剤で洗ったりしないでください。
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商品名 |
東屋 鉄瓶(大) |
サイズ |
幅 200 × 奥行き 182 × 高さ 178 mm(持ち手含む) ( 七分目:1 L ) |
材 質 |
鋳鉄、鍛鉄、漆 |
生産国 |
日本 |